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執筆者の写真島村春穂

FUCKER friendS

更新日:2020年4月20日





【内容】

公園でバスケをしていた少女が、高校生に目をつけられた。公衆トイレに連れこまれ、裸に剥かれた。真っ黒に日焼けした裸は、跳ねあがるほど敏感だった。執拗な愛撫をうけるうちに、ツルペタの胸がいやらしく張っていく。後ろから、そして前から、欲望のまま華奢な体を姦されつづけ、イククゥゥゥ!自我が崩壊!!目覚めてしまう女の悦び……。




登場人物


颯 (はやて)

乃蒼 (のあ)

まな美











【解説】


ガキの頃に観たやつで「KIDS」という映画がある。その正しい概要はネットで調べてもらうとして、記憶をそのまま引き出して書いてみることにする。



確か、性やドラッグの低年齢化を描いたものだったと思う。



エイズに感染していることが分かっておきながら、少女が主人公の少年とセックスをして、それを知った少年が「くそっ……」とつぶやくシーンがオチだった気がする。



FUCKER friendSでも性の低年齢化を描いた。ただし、ドラッグは登場しない。イマドキ感があるとすれば、年の差についてだ。



日本では小学校が六学年まである。中学、高校になれば三学年になる。



小学生の頃は、年の差が四つ離れた奴とも平気で遊べたりする。これが中学にあがると、とたんに年下とは遊ばなくなるものだが、近年、こうした年の差による閉鎖間はますますなくなっていくと思う。



だから、公園で乃蒼が颯に話しかけられたときも警戒をしていない。一方の颯も、乃蒼を性的対象として見れている。早熟なロリコン化である。



颯が乃蒼を口説くのに使ったのは、ガムたった一枚だけだ。そして、乃蒼のほうもすでに経験済みであったことから、キスからそれ以上のこともさせている。



性の低年齢化に、ドラッグはほとんど関係がなく、ネットによる性についての情報や勇気に対する時短と、それに伴う少年たちのロリコン化によって加速していくはずだ。だから、これから先、十代による性犯罪は戦後もっとも深刻化していくと推測する。






FUCKER friendSは官能小説のいいとこどり





FUCKER friendSは第六章まで引き延ばすことが可能だった。AからB、そしてCという感じで。



しかしパソコンが壊れた直後ということがあって、三週間の成果をいち早く実証すべく、すべてを一章に詰めこんだ。読み切りという形であれば、あの形がベストだと思う。



あそこから、第二章を進めるとすれば、まな美の使い方で、グッと青春ぽさを出せる気がしている。



FUCKER friendSのプロットは気に入っているから、いずれ書き直してみたい。きっと紙媒体に挑める内容になるはずだ。













FUCKER friendSトレーラー









FUCKER friendSトレーラー2









FUCKER friendSトレーラー3











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